アマゾンの宅配を2年間してきた中で、素敵な配達の記録です。
できることなら社会的に、悪いことより「いいお仕事」をしたいと思うものですが、アマゾン宅配をしてきて心に残る素敵な配達をしたお話です。
アマゾン宅配の配達記録
1日約200件ほどアマゾンの軽貨物宅配をしています。
ひと月にすると約5000件です。正直、お客様と会話をするヒマも、ピンポンを鳴らして待ってる余裕すらないのが現状で、ひたすら配達してるのですが、ごくまれにある素敵配達のご紹介です。
1 お父さんへのギフト
「お父さんが帰ってきた時に見えるように置いてください。」
メモにこのようにかかれてました。
僕の単なる妄想かもしれないですが、多分、お子さんからパパへのプレゼントだと思うんです。アマゾンで購入する時に、メモを記入できる覧があるのですが、こんな風に書かれてました。
全然違うかもですが、「たまらんな…」そんな思いで配達しました。Twitterにも書いたのですが、これ、ちょっとしたCMが作れそうなくらい背景のイメージがわきます。
2 娘の誕生日プレゼント
これも同じくメモが記載されてたのですが、外人さんで、
娘○○ちゃんのBirthDayです!ピンポンを鳴らしたら娘がドアを開けるのでHappyBirthDayと言ってくださいありがとう。
メモにこのようにかかれてました。
僕も慣れないことで、ちょっと緊張したのですが、ドアを開けたらめちゃめちゃ可愛い女の子でビックリしました。自然とハッピーバースデー!と言えました。
ご主人様が、またナイスガイな方で、娘さんの後ろで僕に頭を何度も下げて、ウィンクしてて、関係ない僕まで幸せな気分になりました。
3 たくさんのパンやお菓子を下さるおばあさん
配達をしてるとたまに、ドリンクなどを頂くことがあるのですが、特別に頂いたようですごく記憶に残ってる配達です。
「これどうぞ~。あなたいつもいい笑顔して持ってきてくれるでしょ」なんかそんなことを言われ、クロワッサンにスナック菓子、コーヒーと大量に頂いたことがあります。
もちろん、このお客様だけでなく、いつもドリンクを用意してくれてるお客様や、何かしら毎回頂くお客様など、どの方も大変うれしく思います。何も頂かなくても、「遅くまで…」「こんな雨の日に…」など、一声かけてくれる心遣いだけでもうれしく思っています。
このお客様はこれ以降、一度も会ってなくて、たまに配達エリアにくると「あれ…そういえば…」という遠い記憶のようになっています。
【特別編】お母さんの宅配話
僕のお母さんのお話です。
この話が1番ステキかも…
僕のお母さんは、神戸にいるのですが、毎回、宅配で荷物を届けてもらうとドリンクを渡してるそうです。
家にドリンクがない時は、自動販売機まで一緒に買いにいってたそうです。「遠慮するけど、今日はないんかって思うやろ」そう言ってました。
その配達員はお母さんと話しやすいのか、「近くを配達したから」といって、配達がなくてもよくお話をしに来てたそうです。
お母さんは、「そんなことゆうて、何か飲みもん欲しいんやろ」とかいって毎度ドリンクを渡してたそうです。そんなある日、その宅配員がお母さんのとこにきて、「来月から大阪に転勤になってん。もう会えんから…」と言ってお母さんはハンカチをプレゼントしもらったそうです。
ただの配達員と70代のあばあさんが会話してたというだけのお話ですが、同じ宅配のお仕事をしてて、こんなこと微塵もないなぁと思いました。
アマゾン宅配のステキ配達まとめ
アマゾンの宅配を2年してきて、素敵な配達もけっこうあった記憶で書いてみましたが、記事にするのは3つほどでした。
嫌な思いはたくさんあるんですけどね(笑)
また何か素敵なことがあった時には、追加していきたいと思います。